第15章~宿題なんか、やめちまえ~

皆さんこんにちは!ZEROです。

 

今回は「宿題」について取り上げようと思います。

宿題…これは学生なら苦い思い出があるがある人も多いのではないでしょうか?

少なくとも「宿題大好き」なんていう人はいないでしょう。

幸いなことに私の通う学校には宿題というのは長期休みの時しか出ませんが、小学校や中学校の時は毎日出てイヤでイヤで仕方ありませんでした笑

 

こどもを苦しめる最大の壁 宿題

 

今回の記事は昨年の秋に行われた地元の大学教授主催の教育を題材にした集まりで私が実際に講演した資料を元に取り上げていきますが、最近ではこの宿題も一つの教育問題となっていることに皆さんはご存知だろうか?

宿題の内容や提出率など様々ある中で特に問題視されているのは

 

        「子供の宿題が多すぎる!!!」

 

そうなんです最も問題視されてるのは「量」なんです。

では、どれくらい多いのか私の経験をもとにまとめていきます。

 

小学校

  • 学習プリント(裏表)×2枚
  • 一人勉強(自主学習)ノート2ページ
  • 詩や教科書の音読
  • 読書

中学校

  • 学習プリント(裏表)×2枚
  • 一人勉強(自主学習)×2ページ
  • 日記
  • 各教科からの宿題

※夏休みや冬休みなど長期休みには工作や自由研究、読書感想文などが追加されます。

 

いかがですか?

多いと思う方や大したことないなど意見は様々ですがこの宿題をこなす子供たちは7歳や8歳、遊びたい気持ちを抑え、夜遅くまで部活動や生徒会に追われ疲れ切った子供たちが毎日取り組んでいるのです。

そんな過酷ともいえる状態で宿題をするのは「当たり前」と何1つ手伝わない親に言われ褒められもせず、最後まで取り組めないまま学校に行けば宿題というペナルティーを押し付けてきた張本人の学校教師に叱られ評価を下げられる。

そんな状態で子供たちの学力が上がるとでも本気で思っているのかと私は思います。

 

 

宿題=課題

では最後に私がこの記事でどうしても伝えたいことがあります。

それは何かというと、「宿題を一瞬で終わらせる方法」です。

その方法は2つあります。ズバリ言いましょう

 

  • 答えを写せ!!
  • 分からないのは誰でもいいから聞くか人のを写せ!!

 

この2つです。

はぁ!?と思う人も多いでしょう、それは無理もありません。

なぜなら、これらは先生や親によって使うなと正に邪道としてある方法だからです。

しかし、今すぐ冷静に考えてみてください…宿題というのは「課題」という言い方もありますよね?

課題というのは「与えられた題」あるいは「試練」という風な意味です。

つまり乗り越えないといけない壁でもあるのです。

しかし人間は弱く単体では何もできませんがそこに知識や道具など「手段」を用いることにより課題を克服してきました。

 

何が言いたいか、まずこの宿題は乗り超えなくてはいけない壁だとします。

乗り越えるのだから当然自分より高い…

仮に目の前にある3mの壁を乗り越えることが宿題だとしましょう、到底無理ですよね?

しかし、ここにロープや脚立などの道具があればなんとかクリアできますよね!

つまり私がさっき言った「答えを見る」「人に聞く」というのは脚立やロープに例えれるということです。

しかし親や教師は「楽をせず自力で根性で乗り越えろ」といいますが、それは自分の子供や生徒に自分の身長の倍以上ある壁を道具を使わずにジッと踏ん張って自力で乗り越えろと言ってるようなものなんです。

いい加減気づいてください「無理なものは無理と」

だからいつまで経っても日本人は想像力のない時代遅れな国だと他国にバカにされるんですよ。

 

今回の記事をきっかけに今後の生徒指導、子育てにまた1つ新しい見方ができたら幸いです。

では次章でお会いしましょう!!!